こんにちは、マリンです!
2020年2月5日のNHK【ヘウレーカ】
に、九州大学教授 海洋物理学者の
磯辺篤彦(いそべあつひこ)先生が
登場します!
磯辺篤彦さんの九州大学応用力学研究
チームは、世界のプラスチックごみ問題に
ついて研究を重ね
南極の海にまでプラスチックごみが
運ばれていることを突き止めました。
プラスチックごみは、波打ち際で細かく
目に見えないくらい小さくなって
しまうのだそう。
それをマイクロプラスチックと呼び
その浮遊密度が、日本の海は世界平均の
27倍(2014年研究結果)に達していると
いうから驚きです!
磯辺篤彦さんは、プラスチックごみについて
今回NHK「ヘウレーカ」で熱く語って
くれるということで、磯辺篤彦さんの
経歴や年齢、年収、ご結婚などが
気になるので調べてみました!
1.磯辺篤彦(東京大学)さんの経歴は?
それでは早速、磯辺篤彦(いそべあつひこ)
さんの経歴を見ていきましょう。
- 名前:磯辺篤彦(いそべあつひこ)
- 出身:滋賀県生まれ
- 学歴職歴:滋賀県立高島高等学校卒業
- 1986年:愛媛大学工学部卒業
- 1994年:博士号取得(理学)
- 九州大学大学院総理工助教授
- 2008年:愛媛大学教授
- 愛媛大学沿岸環境科学研究センター
- 2014年:応用力学研究所附属大気海洋
環境研究センター - 九州大学応用力学研究所教授
- 2018年:環境省漂着ゴミ研究プロジェクト
代表を[/box]
磯辺篤彦さんは現在
九州大学応用力学研究所でチームスタッフ
さんと共に海洋力学分野について幅広く
研究されており、中でもプラスチックごみ
について注目されています。
マイクロプラスチック(5ミリ以下に
細分化されたプラスチック)は、
どこまで小さく
砕かれるのか分からないらしく
海の中で微生物にくっついて、それを
魚や哺乳類が食べて身体に入れて
しまうことに弊害があるそうです。
体内にプラスチックが残ってしまうと
そのせいで食べ物がうまく消化できな
かったりするんですね。
マイクロプラスチックは、東南アジア、
東アジアで、全体の55%が出ているそうで
日本がそこに含まれています。
海洋の流れにのって、マイクロプラスチック
が南極にまで到達し、今後どうなって
いくのか懸念されています。
磯辺篤彦さんは
政府系のシンポジウム等でインドや韓国に
出向いて講演をしています。
昨年は東京で開かれたG20の
事務レベル会議にも参加。
G20でも海洋プラスチックごみが
課題となり、各国の流出量を推計する手法を
米国、欧州連合(EU)と共に主導して策定
することになりました。
来年サウジアラビアで開かれるG20で
成果を発表する予定だそう。
また、世界に広がる海洋プラスチック
汚染の抑止に向けて
タイの大学と共同研究をし、タイの海岸で
プラスチックごみについて調査。
プラごみ削減の行動計画を
タイ政府に提言する予定だそうです。
磯辺篤彦さんは、世界の先頭にたって
研究されている、すごい先生なのですね!
小中高校生を対象に講演会も開催している
そうなので、今後の日本を担う子供さん
達が磯辺篤彦さんのお話を聞けるのは
世界に視野を広げる機会にも
なりそうですね。
2.磯辺篤彦(九州大学海洋物理学者)さんの年齢は?
ところで、磯辺篤彦(九州大学)さんの
年齢が気になりますよね。
磯辺篤彦さんは
1964年生まれで滋賀県出身。
年齢は今年で56歳になられます。
3.磯辺篤彦(九州大学)さんが内閣総理大臣賞を受賞
昨年2019年、磯辺篤彦先生が
内閣総理大臣賞「 第12回海洋立国推進功労賞」
を受賞されました!8月22日に
総理大臣官邸2階大ホールにおいて
表彰式が行われたそうです。
内閣総理大臣賞は、
海洋に関する分野で顕著な功績を挙げた個人・
団体を表彰するものだそう。
磯辺篤彦さんは
「海洋に関する顕著な功績」分野における
自然環境保全部門での受賞となりました。
さらに、おなじく昨年に
第25回国際交流会議「アジアの未来」
の晩さん会の「安倍総理」のスピーチで
磯辺篤彦さんの事がとりあげられ
ました。
安倍総理は
「磯辺篤彦さんは
海洋におけるマイクロプラスチック
浮遊量が先行きどうなるか、世界で初めて
予測した方です。日本政府は学者達のこうした
献身的努力を支え、その知恵を広めるうえで
必要な努力を惜しみません」
と話されました!
4.磯辺篤彦(九州大学)さんのプラスチックごみ研究がすごい!
磯辺篤彦(九州大学)さんの、プラスチックごみ
の研究で分かった、マイクロプラスチックが
世界の海に広がっているという事実。
プラスチックが世界普及して
今日までの60年間でごみが広がって
急激に海を汚してしまっているという
ことなのだそう。
しかし、安くて便利で清潔な
プラスチック製品を
世界から無くすことは難しいですよね。
日本では、スターバックスやマクドナルドで
ストローを削減する動きが出ていますが
これは全体のプラスチックの量から見ると
ストローを全て無くしてもほとんど
無意味なのだそう。
それでも、ストローが無くなったら
何が起きるのか、なぜ減らさなければ
ならないのかを考える事に意味が
あると磯辺篤彦さんはおっっしゃっています。
昨日、NHKのニュースで
2020年8月から京都の亀岡市で
レジ袋を有料無料問わず、お客さんに
提供すると条例違反となり、事業者名を
公表することになると発表されました。
原因は、川下りで有名な保津川に
プラスチックごみが目立っている
からだそう。
しかし、亀岡市では紙製の袋の提供も
禁止すると条例で盛り込んでいるそうで
今後どうなるのか注目ですね。
5.もっと知りたいプラスチックごみ
マイクロプラスチックごみは
海で細かくなってしまうので、回収は
不可能といいます。
マイクロプラスチックは10万個
集まると10gになるそう。
ペットボトルが1本30g。
海面1平方kmに散らばっている
マイクロプラスチックを回収するのと
ペットボトル1本を回収するのとが
同じか、それ以上に効果があるのだそう!
海岸には主に中国から海流に乗ってきた
プラスチックごみが多いことは
知られていますよね。
そのごみを回収しても、燃やすのに
お金がかかってしまいます。
磯辺篤彦さんは
プラスチックを無くすためには
新素材を開発するしかないと
おっしゃっています。
本当にそれができたらすごい事です
よね!今後のご活躍を応援しつつ
私もできる事から、やっていこうと
思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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